ユリス・ナルダン

1846年にスイスのル・ロックルで時計職人ユリス・ナルダンによって創業。創業当初はマリンクロノメーターとポケットクロノメーターに特化した時計作りを行なっており、1878年にはパリ万国博覧会でマリンクロノメーターが金賞を獲得。以降、同社製クロノメーターは各国の海軍に採用された。その一方でエボーシュの採用も早く、天文台コンクールへの出展期を含め、戦後の機械式腕時計はほぼエボーシュを搭載している。実業家のロルフ・W・シュニーダーが1983年に買収、以来30年近く同社CEOを務めた。